11月14日に毎年恒例の子供フェスティバルを実施いたしまいた。当日は秋晴れの非常に気持ちの良い日となりました。

今年の子供フェスティバルは感染防止の観点から密を避けるため、学校全体を使えるように、更には文林中学校の体育館もお借りした上で実施いたしました。今回の子供フェスティバルは、子供たちにとって貴重なイベントの多くが中止・縮小を余儀なくされる中、少しでも子供たちが楽しめる機会を提供したいとの思いから、多くの制約をクリアしつつ最大限楽しめるよう様々な工夫を凝らしました。

   

子供たちは当日の午前中から楽しみにしてくれていたようで、午後1時の開始と同時の子供たちの勢いには圧倒されました。

昨年の校外委員会の110周年記念「せんせん丸を探せ!」に続く企画として今年は「千駄木小学校にかくされたナゾをとけ!」という企画で学校の校舎全体を使った謎解きを実施しました。千駄木小学校や地域にかかわる謎を解いてもらい、地元を知ってもらいつつ、謎を解く中でチャレンジする5つのゲームのブースは、最近大人気のアニメに似せたクオリティの高い装飾を施されていました。

文林中学校の体育館では、全学年委員会による「紙ひこうき選手権」と広報委員会による「しおり&写真デコレーション」を実施しました。「紙ひこうき選手権」では、風の影響がない学校の体育館ステージから誰が紙飛行機を一番飛ばせるかを競い、学校で紙飛行機を飛ばすという非日常を味わってもらいました。最長飛行は何と「18m」の記録が出ました。「しおり&写真デコレーション」では児童がオリジナルのしおりを作ったり、友達と一緒に写真を撮ってデコレーションするという一生の思い出になる作品作りをしてもらいました。

毎年恒例で子供たちに大人気の風船プールはやむなく断念しましたが、それに代わる新規企画として段ボールを利用した巨大迷路を設営しました。体育館全体を使った1.8メートルの高さの迷路は圧巻でした。多くの分岐に子供たちは引っかかりながらも、予想以上に早くゴールすることができていました。そしてこれも恒例の6年生のよる後片付けとして「巨大迷路の解体」をお手伝いいただきました。

スポーツスタッキングでは山状に重ねられたコップをいかに早く片付けられるかを競う競技ですが、子供たちはすごい集中力で真剣に取り組んでいました。また、先生コーナーでは、様々な学校行事が中止の影響からか、特に低学年の子供たちが担任以外の教職員をあまりよく知らないのではとの「学校の悩み」を解消するべくクイズに基づいて先生を探すというゲームを実施してもらいました。

校庭ではロケット風船作りとストラックアウト・フリーキック・フリースローを行いました。ロケット風船作りでは楽しそうにロケット風船を作って飛ばしたり、ロケット風船を使って別な遊び(?!)に興じている子供たちがたくさんいました。ストラックアウト・フリーキック・フリースローでは多くの子供たちが何度も並びなおしてチャレンジしていました。

今回は当日の運営に携わる皆様には、感染症防止対策を逆手にとって黒色の「111周年記念千駄木小学校子供フェスティバルマスク」を着用してもらい、運営に携わる教職員・保護者の一体感・統一感を醸成いたしました。子供たちへは「千駄木小学校にかくされたナゾをとけ!」の景品として校帽と同色のマスクをお渡ししました。3本の矢印は111年周年をデザイン化したものです。なお、お渡ししましたマスクは、今後の「対話型授業」などでも活用していただくことも想定して配布しています。

今回はボランティアの方、前日や当日の一人一役、各委員のみなさまにおかれましては、子供フェスティバルの運営にご協力いただきまして、ありがとうございました。行き届かなかった面もいろいろとあったかと思いますが、子供たちの笑顔に免じてご容赦頂ければ幸いです。

また、当日に体育館を貸し出していただきました文林中学校様、無償で段ボールを提供していただいたアート引越センター京北支店様、ストラックアウトの用具を貸し出していただいた礫川地域活動センター様、ロケット風船のノウハウを提供して頂いた汐見小学校様にお礼を申し上げます。

 

最後に近隣のみなさまへ

先月の運動会に続き、子供フェスティバル当日は子どもたちの賑やかな声で、お騒がせいたしました。実施にあたりご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。

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